夜喫茶 岡本かの子『老伎抄』

二日間の催事が終了した。
体力も気持ちも 疲れた の一言に尽きる。。


家に帰るまでに、気持ち切り替えたかったから
久々に近所の珈琲屋に寄り道。

このお店にある本棚は、
眺めるだけでも愉しい。

文学過ぎることも、アートすぎることもなく、
サブカル系、近代作家とかのちょい古典系文学、児童書
マンガ、雑誌。
セレクトがヴィレッジ・バンガードっぽい感じかな。

置いてある本棚より、
岡本かの子、『老伎抄』を読んだ。

しゃんと背筋を伸ばして、老いても
粋な雰囲気もまとってる。
決して、周囲に甘えることはない、
スキは見せない、というか、
スキは見せれない(計算したうえでのスキは見せそうだけど、、)
老女の姿。
なぜか自分自身と被った。

それに対して、真逆のわかりやすい養女
その対照が妙に印象に残る。